スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

訃報



先日、私の母が亡くなりました。



半年ほど前に、癌と診断されてから、入退院を繰り返していたのですが、

お盆を過ぎたころから体調が急激に悪化したそうです。

私が帰省する予定だった19日にはますます容体は悪くなり、

病院に到着したときには意識が朦朧としていました。



家族から、声で聴いたり文字で見たりして思い浮かべていた病状より、ずっと悪い状態でした。



危篤の状態ではありましたが、声は聞こえると主治医さんが言っていたので、

何か話しかけようと思ったのですが、声をかけるぐらいしかできませんでした。

長く話そうとすると、自分の喉や目のあたりが痛くなる気がしました。



病院にいた私を含め家族や親戚は交代して少し仮眠しながらも、

少しでも病状が良くならないかと思い看病していました。

しかし、その甲斐なく、20日の午前0時50分ごろ、皆に看取られながら、母は静かに息をひきとりました。

苦しむ様子もなく、最後に大きな息を1つして、それからは眠ったように動きませんでした。



大きな病院にしては珍しく、その夜は救急車のサイレンも聞こえませんでした。



その後はあっという間で、

3時過ぎに病院を出て家に到着し、5時ごろから2時間ばかりの睡眠をとって朝を迎えてからは、

家にお悔みに来てくださるお客さんが絶えませんでした。

親戚はもちろん、村での繋がりがあるので村の人や、母にお世話になった方がたが、

本当に数えきれないほど来てくださいました。





もっと驚いたのは、通夜や告別式に来てくださった方の数です。

親戚や村の人だけでなく、その他の方も数多くいらっしゃったのです。

母は大学の講師をやっていたので、その大学の生徒がたくさん来ました。

母の高校、大学時代の友人も。

そして、私を含め家族の知り合いもたくさん弔問に訪れてくださいました。

葬儀場の方でさえ驚かれていたそうです。







母は、自分よりもとにかく他人のことを優先する人でした。

また、決して弱音を吐かず気丈に振る舞う人でした。



そんなに元気に振る舞うもんだから、

ずいぶん大きくなって、離れた場所に転移するまでに進行していた癌に、

今年の2月になるまで気付いてあげられなかったんだろうかな。

しかも、病気が進行して本当に余命数ヶ月ってなってるのに、

「落ち込んでたらアカンで。もっと良い表情しぃや。

 悲しそうな顔してたら良いことは起きんで。明るくしてたら好転するんやで」

ひと月ごとに帰省して、励まそうとしてるのに逆にこっちが励まされて。

どこまでも自分よりも他人を優先するなんて。




これは後から聞いた話ですが、

母は、高校の同窓会が開かれたとき、その日に来られなかった人に

電話をかけるだけでなく、後日また、来られなかった人たちを集めて

同窓会を開いたそうです。

また、教えていた大学の生徒で、一人暮らしで金欠なんだと話してきた学生に対して、

家で採れた野菜をあげたこともあるそうです。





父が言っていました。

これだけたくさんの人が葬儀に来てくださるのは、

母さんが知人、友人との繋がりを大切にしていたからだ、と。




私は悲しみの気持ちもありましたが、ゆっくり内省しました。

私は、友人、知人との繋がりを、本当に大切にしているか。

皆さんがどう思われるかは分かりませんが、

私は、それまでの自分自身を振り返った限りでは、NOだと思います。

ちょっとした声かけ、ちょっとした気配り。

それが、どこかで欠けていたと思います。



端的に言えば、母とは逆に自分は受け身な性質だったんじゃないかなと思います。

どこか、心の中で、他人に働き掛けられるのを待っている。

待っているだけ。

でも。

それではダメなんだな、と。

これは、リアル、ネットを問わないと思います。

声で話すのも、ケータイのボタンで話すのも、キーボードで話すのも。

こちらから積極的に、他人の気持ちを考えて行動が取れるようにしなければ。




父はまた言っていました。

人と人との繋がりというのは、お金とは別の財産なんだ、と。

今、こうやって私が持っている他人との繋がりは、お金には代えられない財産なんです。

考えれば、お金はこれから稼ぐことができますが、

人生を通じた交友関係というのは、多くは今のうち、学生のうちが作るチャンスなんだと思います。





だから、私は決めました。

これからは、もっと積極的に他人とかかわり、他人を思いやれる人になろう、と。



悲しさは収まりきってはいませんが、心をゆっくりと落ちつけながら。


もうしばらく、更新再開まで時間をおかせてください。


コメントの投稿

Private :

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

なるほど、そういうことでしたか、お悔やみ申し上げます。

私も数年前に祖母が癌でなくなりました。
あんなに元気だった人が、姿さえ変わってしまうほどの恐ろしい病気ですね。

でも最期にちゃんと会えただけでも良いことだと思います。

ひっさーさんも今はゆっくりしていてください。
復活を楽しみにしていますよ!
プロフィール

ひっさー

名前:ひっさー
和気致祥。

Pixiv(id=123441)
Twitter
スカイプ:hisser_tan

来訪者数
 
  アクセスカウンター ご縁カウンタFree!
Since 2002/12/25
 Copyright (c) 2002-2012 Hisser,
   All rights reserved.
カレンダー+月別
05 │2017/06│ 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最近の記事
カテゴリー
リンク集
リンクはHPの方に移動しました。
ブログ内検索
このページのトップへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。